Sector Signals
検証済みファクトをもとにしたセクターの市場構造・技術変化・企業戦略の分析。
ニュース
英国政府が2026年6月19日時点のUK CBAM適格炭素価格制度リストを公表した。日本のGX-ETS、インドCCTS、中国全国ETS、韓国K-ETSなど16制度を認定。無償割当分の排出量は救済対象外で、リストは非網羅的とされる。
世界銀行が2026年5月19日に公表した年次報告書によれば、炭素税・ETSなど87本の炭素価格付け政策が世界のGHG排出量の29%をカバーし、2025年の政府収入は1,070億ドルを超えた。日本のGX-ETSも含む新市場が相次いで始動している。
2026年4月施行のGX-ETS第2フェーズは、直接対象となる約300〜400社だけの話ではない。大手企業が排出量削減コストを負担する構造は、必ずサプライチェーン下流への要請という形で中堅・中小製造業に届く。何が、どのルートで降りてくるのかを整理する。