Sector Signals
検証済みファクトをもとにしたセクターの市場構造・技術変化・企業戦略の分析。
ニュース
欧州委員会が2026年8月14日、CBAM本格実施期の実務ガイド10本を公表した。本格制度は2026年1月1日適用開始で、年間輸入50トン超の輸入業者に認定CBAM申告者の資格取得を義務付ける。証書価格はEU ETS競売価格に連動し、生産国で既払いの炭素価格は控除できる。
インド・EU自由貿易協定が2026年1月に妥結、合計市場規模24兆ドル・輸出の99.5%が優遇関税対象に。報道によるとCBAM専用の独立附属書も設置され、検証機関のEU承認・中小企業向け能力構築での協力が規定されている。
先端パッケージングが国家戦略の焦点に。米商務省はCHIPS NAPMPで後工程向けに総額14億ドルを確定、Amkorはアリゾナに約20億ドル投資(補助金最大4億ドル)。EUは欧州チップス法で2030年シェア20%を掲げChips Act 2.0を提案。米欧の政策競争を一次情報で整理する。
欧州委員会が2026年7月、改訂版ESRS(欧州サステナビリティ報告基準)を採択した。必須データポイントを60%超削減し、企業1社あたりの報告コストは30%超の削減見込み。CSRD対象外の中小企業向けには任意報告基準を新設。EFRAGの技術助言を反映した簡素化の内容と発効までの手続きを整理する。
特集
2025年に中国はNEVが新車の51.6%を突破し輸出も前年比90.4%増。一方EUはBEVシェアが2026年に19.7%へ上昇しつつ、対中BEVには最大35.3%の関税。世界EV市場の二極化を一次情報で整理する。
欧州理事会は2026年6月12日、炭素国境調整メカニズム(CBAM)を特定の川下製品に拡大し迂回防止措置を強化する案で合意した。2025年12月の欧州委員会提案を受けたもので、欧州議会の本会議採択は2026年9月が見込まれ、最終法制化は2026年末から2027年となる見通し。